雨と夏と屑、

自分がハマったマンガやアニメやゲームや音楽について。

2次元へ

 僕はアニメもゲームも漫画も好きで、人生で数多のキャラクター達にガチ恋してきた。

 

 だがリアルで、おそらくそれらと同等な立ち位置であろうアイドルとなると、どんなに可愛く思えてもガチ恋するのが億劫に感じてしまう。ライブに何度もいけないという金銭的な面も少しはあるが、最大の理由に「アイドルである前に人間である以上、嘘を吐いているかもしれない」ということが考えられるからだ。

 

 例えばでんぱ組.incのメンバーたちの間の、もとは引きこもりだとか、オンラインゲームを通じて知り合ったあのアカウントの人がメンバーの誰々だったとか、僕はすべて嘘だと思っている。グループにキャラ付けをするためのような戦略的な嘘を吐いている、と思う。

 

 アイドルは恋愛禁止だとよく言われるがあんだけ可愛い・美しい女性たちが恋愛しないわけがないし(生物学的にも)、事実そういった隠れて付き合ってる彼氏が実はいましたみたいなリークも後を絶たない。あまつさえバレちまったからグループを卒業します”と泣きながら宣言する始末だ。僕がそのアイドルにガチ恋しているオタクなら刺し殺しているところだ。というか常人なら刺し殺す。なかなかアイドルオタクというのは訓練されているものだと感じた。

 

 2,3年前に福岡とかどこか九州の方で援助交際の動画が流出したアイドルもいましたね。僕はネット上を這いずり回ってその動画を探していました。懐かしいですね。

 

 そこらへんの理由により僕は人間のアイドルが信用できなくて、2次元のキャラクター達に傾倒している。もしキャラたちがストーリーの中で自分の過去を隠す何らかのウソを吐いていたとしても、よほど偏屈なストーリーでもなければ何らかの伏線を会話中に置いてくれて、後々どうしてそんな嘘を吐いていたかの理由が語られるだろう。もし語られることがなかったとしても、それは考察の余地を残しオタク達の話題となる。3次元だと人間は平気な顔をして嘘を吐くからこうもいかない。

 

 もっともアイドルをしている人間は、そもそもアイドルを「演じて」いるため仕方ないのかもしれないが。