雨と夏と屑、

自分がハマったマンガやアニメやゲームや音楽について。

ギルティギアレクイエム

 GGXrd-SIGN-から始めて3年以上経ち、その3年の間ずっとやりこんでいたわけではないが、色々なキャラを経てやっとカイで20段までいけた。文字段位を含め30段まであるため先は長いが、まあまあの対戦数をこなした体感では20段あたりから中級者のイメージだったため、自分の中では20段を長期の目標にしていた。最近20段になった人のブログ記事とか見かけて、僕も追いつけてうれしいなーって話。この話はここでおわり。

 

 かといって自分はギルティが上手くなりたいというわけではなく、格ゲーがうまくなりたかった。ギルティの中で蔓延るクソとまっすぐ向き合うならカイかなーと思ってカイに漂着したのだ。初めて真面目にやろうと思った格ゲーがギルティだったが、僕はなぜこのゲームに惹かれたのだろうか。

 

 ギルティのいいところは、最近の格ゲーの中で一番ストーリーが厚いところにあると思う。まったく対戦なしでストーリーだけ見せてくれるのは恋愛アドベンチャー好きの私にとってありがたい。同時期に出たスト5のストーリーモードはクソ短い会話と静止画の組み合わせで、昔のストーリーを知らないから期待はしていなかったがやっぱり期待するほどでもなかった。ギルティも昔のストーリーは知らなかったが、新ナンバリングになってある程度は新展開だし、補完するための用語集も完備と新規向けの機能が充実していてとても楽しめた。

 

 スト5が出たころ僕の中では格ゲー熱が燃え盛っていて、それでもスト5をやっていた。この頃はギルティからちょっと離れていた。キャラをさまよった挙句まったくうまくならなかったが。その頃電撃FCやニトブラもさわってみたが、どいつもこいつも同じアシストキャラで似たようなコンボを擦りまくるだけだったのであまり楽しめなかった。でも冬にはぴったりのゲームだと思った。

 

 そんな僕を拾ってくれたのがGGXrdで、確かこの頃はレベになってちょっとしたくらいの時期だったと思う。GGXrdだけは猛烈にハマり、格ゲー熱の乱高下はあるにしろSIGNからまあまあ継続できてきたように思う。なぜこんなにハマれたのかはよくわからんが、ギルティや他格ゲーを一緒にできる中学高校時代の友人がいたのと、この時期の格ゲーの中で唯一キャラを自分の手足のように動かせる感覚をプレイしていた感じたからである。割合としては9:1くらいなもんで、友人の存在は大きかった。

 

 後者についてだが、中高で部活に所属してスポーツをやっていたころ、最近では音ゲーをしているときなど、自分がゲーム中に恐ろしく集中できているという感覚は時々だが確かに存在していて、音ゲーでめっちゃ集中できているときは目をガン開いているので涙を垂れ流しながらドラマニをしていたりする。こういったゾーン(は言い過ぎだと思うが)のような感覚がアーケードコントローラーを通して、ゲーム画面を通して、キャラクターを通してもまだなお得られることがとても嬉しかった。おそらくダッシュからのFD急停止、jc、rc、ガトリングコンビネーション、CH・しゃがみくらい確認、バースト読みなどの様々なシステムやそれらをうまくコントロールするための技術介入度が絶妙なんだと思う。ギルティは結構やってきたと思うがこれぐらいしか要因が出てこない。もしかしたらキャラクターのモーションの細かさやコミカルさ、はたまた大ざっぱさ(コマ跳び)なども考えられるかもしれない。

 

 日頃ギルティや周辺の格ゲーについてボーっと考えていることをメモに書いてたやつが溜まってきていたので、文章として成立しているのかさえ定かではないがどうしても書きたかった。ギルティと書くかGGXrdと書くか統一したかったけど考えることを放棄してますね。

 

 タイトルにギルティギアレクイエムとあるがこの文章が誰のためのレクイエムであるかと問われれば、アークシステムワークスから不採用メールをもらった僕へのレクイエムである。ため込んでても暗くなるだけなのでネットの海にでも流しておこうと思う。