雨と夏と屑、

自分がハマったマンガやアニメやゲームや音楽について。

カオスチャイルド第0話がわからなかった人へ

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なんだこれ。

 待ちに待ったカオチャアニメが遂に始まりました。初回は1時間スペシャルということで結構なところまでストーリーが進みそうだなと思ってたんですが、まさかの新規のための物語の背景補完。いい試みだと思いました。

 

ですが僕自身、カオヘのストーリーを全く知らずにカオチャのゲームから初めて、しかもかなりカオチャを楽しんだ人間ですので、あまり0話の重要性を感じませんでした。

 

カオヘに関しては現在たまにプレイ中で、共通ENDと七海ENDを回収し、今セナENDを回収しようとしているところです。進行度的には3分の1くらいですかね。他にやりたいゲームが多くて少し積み気味な状態です。

 

その上で0話を観てみると、

何が何だかわかりません。

そりゃ、まるまる一本のゲームを30分に詰め込みむとこうなるのは仕方がありません。前述のように、新規に対する配慮は認めます。ですが、これじゃよりワケがわからなくなるだけではないか、と思いました。

 

その上で、アニメからカオチャに触れた人に、カオチャの物語背景を伝えるとするならば、1話でも説明してくれていることなんですが、

・カオチャからちょうど6年前に「ニュージェネレーションの狂気」という連続猟奇殺人事件があって、それと似たような事件がまた起こりだしたので、宮代たちはそれを追っていく

 

という箇所だけで大丈夫だと思います。カオチャのキャラも、カオヘのキャラとはなんの関連もありません。物語の本質というところでは共通していますが、物語そのものはまったく新しくなってます。というかアニメ上で語られるカオヘ(ニュージェネレーションの狂気)の情報だけを入手しながらアニメを観ていくと、色々新鮮かつ意外な驚きが得られると思うので、私からするととてもうらやましいです。

 

カオチャのゲーム版はPSVitaでやって、かなり遅く始めた部類の人間だったんですが(箱○が1年早く発売されていた)、かなり面白い作品でした。というのも、カオヘをやってない人への配慮がかなり感じられ、とてもスムーズな物語の導入(特にマップトリガーによるものが大きい)がされていたように思います。特に個別ルートなどはアニメではおそらく見られないと思うので、このアニメで興味を持った方はぜひゲーム版もプレイして欲しいです。何故か最近、ベスト版の開発が中止されたんですけどね。

 

ですが、やはりアニメならではの表現もあって、1話ではスマートフォン越しにラブホの廊下を進んでいく場面はかなり興奮しましたね。あと、雛絵ちゃんがやたら元気に動いてくれていて僕は幸せでした。

 

本アニメ、新規の人でもわかってしまうくらいには、かなりダイジェストかつ、詰め込まれた構成になってます。突如、宮代の肩幅が有り得ないほど広くなったりもしてます。事件がカットされてしまったりしないことを祈りつつ、物語がどんな終わり方になるのかを期待しつつ、僕はただひたすらに、雛絵ちゃんを見守っていきたい。