鬱を吐き出す
ある種のポエムのような気持ち悪い雑記。
死ぬことについてよく考える。
死んだ後どうなるかなんて、死んでしまえばもうそれを感じ取るための機構さえ失ってしまっているわけで、考えるだけ無駄だという前提があるとする。
しかしそれでも、考えを巡らせることを止められない。おそらく自分が好きなのだろう。卑しい人間である。
自分が死んだとして、この世界に何も爪痕を残せられないが悔しい。
ああ、あいつ死んだんだ、と、数週間もすれば忘れ去られてしまうほど、大好きだったあの娘の記憶に残らないのが悔しい。
悲しんでくれるのが自分の家族くらいしかいないことが悔しい。
もしかして家族さえも悲しんでくれないのでは。
蟻を踏み潰す。
蚊を殺す。
しかし私の命はとても尊い。
全く以て卑しい人間である。