『オカルティック・ナイン』 紹介・第1話感想
書きたくなったので更新します。今期で一番期待しているアニメ、『オカルティック・ナイン』についてです。
- 概要
あらすじをざっくり言いますと、吉祥寺を舞台に起こったある一つの事件を中心とし、9人の男女達が織りなすサスペンスストーリー、みたいな感じです。すいません、ぶっちゃけ9人いるかは確認してません。どうでもいい。
科学ADVシリーズで知られる志倉千代丸さん原作のライトノベルが元です。科学ADVシリーズ系列だと思ってたんですけど、厳密には系列の作品ではないのだと思います。ですが、OP楽曲はやはり千代丸さん作詞作曲で、いとうかなこさんが歌ってますね。
- キャラ紹介とキャラの魅力
上画像の左側の男性が本作の主人公である。オカルトブログを運営している。名前はどうでもいい。
右側の乳が破綻しているのがおそらく本作のヒロイン、成沢稜歌である。自身をりょーたすと呼び、宇宙人の持っているような銃を常に持ち歩いているクソ痛い女である。しかしCV:佐倉綾音であるので、すべてを許してしまえるような心持ちにも陥る。
ここまで読むと魅力なんてどこにあるんだという話になるが、この二人の参加する会話が実にテンポよく、痛快である。主人公がオタク特有のアレな感じで早口でまくし立て、その横でりょーたすが動き続け喋り続けるのだ。実は放映前のPVで主人公のこの早口を聞いた時、それに少し嫌悪感を覚え、スルーしようかなとも考えていたのだが実際アニメで2人の動いている姿を見てみると掛け合いがとても素晴らしいものであったので驚いた。
おそらく本作最大のブヒリティ数値を誇るであろう、相川実優羽ちゃんである。通称みゅーちゃん。筆者のブヒリティカウンターでは35万ブヒリティを記録した。しかもみゅーちゃん、可愛いだけでなく、ネット上で占い(実際にはほぼ未来予知)の生放送を配信しているというドギツイ女である。素晴らしい。
主要なのはこんな感じです。
- 作画、主に鼻の表現について
昨今のアニメ、というより2次元で描かれるキャラ全般において、鼻というものは省略されがちである。表情は目と口で表現でき、あまり動きのない鼻というパーツは不必要なのだ。不必要どころか、中途半端に描いてしまうとキャラの可愛さを大幅に下げてしまうこともあるので、みゅーちゃんの参考画像のようにキャラが横向きでも無い限り、鼻は点で表現されることが多い。
しかし、何故かこの作品では鼻が点であってもなくても大差のないキャラクターは、主人公とりょーたすの参考画像のように、「わし鼻」のような描き方がされている。これにはどんな意図があるのだろうか。筆者は、主人公とりょーたすへの親近感を視聴者に覚えさせるため、ではないかと思った。親近感とまではいかなくても、ひと目見た者であれば、何かしらの違和感を覚えることは間違いないだろう。
第1話冒頭のような、カットを短時間に連続させて見せるような演出も、非常に好みであった。
- 終わりに
千代丸さんが原作であるので、ストーリーの面白さについては期待、というより信用している。しかし、第1話だけで原作小説の半分を消費してしまったらしい。オリジナル展開が成されるのだろうか。
この記事を書いた時点ではすでに第2話も放送されているので、そちらの記事の方も書いていきたい。